2012.01.01 Sunday
「愛の物語」の観客 (2012年製ワクワク)
花や蝶に私のような自我(エゴ)があったら、タネや芋虫の時どう思うだろう?
初夢がわりに考えてみました。
「これではイカン」と現状を否定するでしょう。
それだけならまだしも、土を掘り返したり皮をつき破ったり、幸せになるための方法を懸命に考え実行します。
が、どうやったって上手くいかない。自分には何の値打ちもないと思う。
諦めて脱力した時、内側からむくむく湧く力を感じる。
掘り返した土やつき破った皮の痛手はあるけれど、ともかく衝動に従う。流れに乗る…
今の自分はこういう段階だと理解しました。
エゴ(自我)はもう、自分の変化を観察し、ただ喜び安心してればよいだけ。
内なる力と一体化したから。
「花を開こう」「サナギから外へ出よう」。タイミングをはからずとも思う時は思う。
我が心もまた“出来事”のひとつ。
こういう過程をへてヒトは花や蝶になるという認識が、深層意識からよせられたお年玉プレゼントでした。
つまり「愛の物語」の観客。
本物の花や蝶にはない巨大な特権です。
喜びと安心の力でより美しく咲ける。遠くの空へ羽ばたける。
自我(エゴ)という初期には少し厄介な機能を保持してきたお陰。
さて、マヤ暦では年末に「時の概念がなくなる(消滅する)」とされてきた2012年の始まりです。
消えるのは、昨日の延長線上に自分をとらえる認識だと理解しています。
つまり、人類全体で葛藤(現状否定)を捨てる。
昨日までと違った物語を観客として楽しむ。
ストーリーは急展開中です。
もう耳に響いているでしょ。
ツボミとサナギが外の世界へ向け開かれる「ギーギー」「メリメリ」という音が。
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