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椰子の木とただ酒&カラオケ

 コンビニで求めた白酒を車中楽しみ始めると、頬のあたりにチリチリ視線をCatch。
 台湾西海岸から東海岸へ抜けるローカル線のローカル特急。縁があって隣席に来た方へ「一緒にどうですか?」とお誘いすると、「相好を崩すとはこの事」かというおじさんスマイル。
 度数が高くてきくお酒を、肴もシェアし楽しむひと時。話の流れで互いの切符を見せ合い気づいたのは、彼は、私が地図を見て適当に選んだ下車地の住人であるということ。

 フラフラで何もない駅前に降り立つ。
「ここではいいから」
 何が「いい」のかは、男同士察しがつきますね ^^
 住宅地へ入っていっても、「いいから」「いいから」。
 華人が住む土地らしくそれなりの食堂が現れ、ブスっと出てきた亭主に「はようシャッターあけて」。
 自分で電気をつけ店内にどんどん進んでゆく彼。一番奥の丸テーブルに陣取り、当り前といった顔で「ここではいいから」。菜単(メニュー)を眺め、価格の高い方からどんどん注文していってくれます。
 特急車内で飲めたことをよほど嬉しく感じて下さったのか、あるいは単に白酒がまわったのか。
 コンビニの買い物をもとにすっかりエビで鯛を釣ってしまった構図です。
 そして20分後、
「おおい、カラオケがあっただろ」
 まさか!
 でも、オヤジさんがやって来てペロリと布をめくった場所には、店には不釣合いな大画面モニター。
「歌え。日本の曲があるから」
 ハイハイ。でもこれから村人がランチにやって来るのに、ええんやろか‥

 記憶が途切れます。
 気がついたら、海辺の旅人宿で一人寝ていました。
 バイクに二人乗りしていた映像がポッと浮かびます。
 確か、泊まりたい宿の条件を伝え「任せとけ」と言われて。
 でも、アレはどうしたって酔っ払い運転。
 後部座席から私が落ちないで済んだ事含めヒヤヒヤもの。

 時は既に夜。
 酔い覚ましにフラ〜っと宿の外へ出ます。
 そしてますます酔うハメに。日本の曲を歌うハメに。
「ここではいいから」
 またか‥

 セリフの主は、近隣の都市・台東から休暇でやったきた中年後期の夫婦。
 場所は椰子の木に囲まれた、水辺のカフェ&バー。「コーラでも」と中に入って座った席の隣にいらっしゃいました。
 家業(不動産)を頑張ってきて、やっと二人でこうやって気楽に遊べるようになって云々。真面目に話を聞かせて貰っていたのですが、ビールと白酒のチャンポンがまわってくると「いいから」。
 やっぱりぃいい!。そしてここにも、お約束の大画面モニター。
 もはや観念し、普段歌いつけない演歌を連チャンさせていただきました。
 
| 分かち合う旅 | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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